アドパーク町田店  

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印刷の豆知識トップイメージ 用紙の種類とkg(連量) 印刷のカラーについて

用紙の種類と連量について オフセット印刷とオンデマンド印刷について 新聞折込みについて

印刷カラーはCMYKです

モニタ、スキャナ等の光の3原色であるRGBカラーモードは,インクを使うカラー印刷には使えません。印刷インクのカラースペースであるCMYKカラーモードに変換する必要があります。
RGBカラーとCMYKカラーは、それぞれの限られた色の範囲「色域」(カラースペース)の色しか扱うことが出来ず、RGBカラーとCMYKカラーでは表現できる色の範囲が異なるのでRGBに比べCMYKでは狭くなってしまいます。
つまり、RGBカラーを使用して作成したデータを、印刷前にCMYKカラーに変換した場合、扱えない色は最も近い色に置き換えが起るため色の違いが起こります。（具体的に言えば、RGBカラーをCMYKカラーに置き換えるとくすんだ印象に成ります。イメージされた色と、大きく異なった色で出力されます。）
プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色でフルカラーを表現しています。このため印刷用カラーデータは基本的にCMYKで作成してください。CMYKモードで作成することができないソフトの場合、RGBでの入稿も可能ですが、自動的にCMYKに変換されます。CMYKとRGBでは表現できる色の領域が異なるため、そのままの色味は完全には再現できない場合があります。特に、ソフト上で色域警告（情報で「！」の表示）が出る色は、CMYKで再現することはできない色ですのでご注意ください。
RGBとCMYKイメージ

モアレにご注意下さい

モアレイメージ
 モアレとは 規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことです。
規則正しい模様を、デジタル写真などのビットマップ画像にした場合も、画像の画素解像度と模様の周波数のずれが原因で同様の縞模様が発生します。
また、印刷でも網点という点の集まりに画像を変換するので同様の現象が発生します。
特に印刷物をスキャン（画像取り込み）すると、印刷インクの網点が干渉し縞模様のようなノイズが入ることがありモアレを完全に除去することはむずかしいため、印刷物からスキャンしたデータはモアレに注意してください。他には縞柄のネクタイや服装、簾（すだれ）・網戸・スピーカーのようなものでも発生する場合があります。
100％表示で印刷物の網点が見えるものは、印刷した時にモアレが出る可能性があります。モアレが発生した場合、印刷のムラのような仕上がりになってしまいます。

モアレの完全な回避方法はありませんが、モアレを印刷の前にある程度予測することができます。
Photoshopなどで画像を開き、表示拡大率を33％や66.7％などの中途半端な値にしたときに縞状の模様が発生する場合にはモアレの発生する可能性が高いといえます。
この場合、Photoshopのフィルタなどで輪郭以外をぼかすことである程度モアレの発生を抑えることが可能です。他には、CMYKへのカラー分解の方法を、GCR（Gray Component Replacement）というグレー（スミ・K）成分に置き換えられる部分をハイライト部からシャドー部までグレー（スミ・K）に置き換えてしまう方法で行うことで、網点の重なりを極力減らすことができ、ある程度モアレの発生を抑えることができます。

グレースケールとは

グレースケールとは、画像を白から黒までの明暗だけで表現し、色の情報は含まない「モノクロ」のことです。

印刷の際、黒1色で刷る面は全てグレースケールモードに変換していただく必要があります。
Illustratorでグレースケールへと一括変換する際は、「全て選択」→「フィルタ」→「カラー」→「グレースケールに変換」を選択してください。これで完了です。
Photoshopでは、モードを「CMYK」から「グレースケール」に変換します。「イメージ」→「モード」→「グレースケール」を選択して、カラー情報は破棄してください 。


グレースケール印刷イメージ

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